できる限りたくさんの人の命を守りたい!そんなあなたにおすすめな『世界の医療団』

世界の医療団はこんな応援者におススメ!

  • 世界各国の様々な年齢や性別の人たちを支援している、活動エリアの広い団体を支援したい!
  • 緊急支援も長期開発支援も。バランスよく活動している団体を応援したい!
  • 東京の生活困窮者に、コロナ禍だからこそさらに踏み込んだサポートを続けている人たちを支援したい!

おススメの理由をすぐ見る

gooddo magazineきっかけに、累計約6.5万人の方が継続支援をはじめています。そのgooddoがこの団体をおススメする理由を以下に解説していきますね!

世界の医療団ってどんな活動をしている団体?

©Kazuo Koishi

あなたは、病気になったりケガをしたらどうしますか?

私たちには、医師の診察を受ける、ドラッグストアに薬を買いに行く、という選択肢が当たり前のようにあります。ところが、難民、被災者、生活困窮者、保健医療システムが整っていない地域の住民など、その「当たり前」がかなっていない人たちがいます。彼らこそ、誰もがつながっているべきである保健医療とつながっていない人たちです。

世界の医療団の活動地の1つ、ラオスの5歳未満児の死亡率は、日本のおよそ20倍で1000人あたり47人(ユニセフ 世界子供白書2019)です。医療につながれば治せる下痢などの病で命を落としています。

世界の医療団は、「健康は権利」と考え、医療へのアクセスが一人一人の権利として確立している世界を目指しています。

これを実現するための活動の1つとして、ラオス小児医療強化事業に取り組んでいます。医療スタッフへの研修、医療現場での人材育成、村落における小児医療に関する知識の普及活動の担い手の養成、子どもの診療や健康管理に必要な備品の整備といった活動を行っています。

©MdM Japan

2012年から3年半にわたりラオス南部のチャンパサック県内にて行われた小児医療強化プロジェクト。

事業終了後、子どもたちによる健診を含めた医療につながる機会が増加し、住民たちの健康に対する意識も向上しました。

さらに、県・郡保健局や健康普及ボランティアによる自主的な活動が継続されています。

また、現在活動するラオス北東部のフアパン県フアムアン郡においては、2016年からの3年間で、外来受診件数が4.6倍に、同県ソン郡でも2.7倍に増加するなど高い成果を残しています。

世界の医療団の目標は、彼らが主導して行ってきたラオスでの活動を、現地の人たちが「自分たちの健康を守るために、自分たちで行えるようにする」こと。

誰もが医療につながれる仕組みが持続すれば、治せる病で命を落とす子どもは減り、5歳未満児の死亡率が下がる、と世界の医療団は考えています。

©Lam Duc Hien

世界の医療団はこんな応援者におすすめ!

  • 世界各国の様々な年齢や性別の人たちを支援している、活動エリアの広い団体を支援したい!
  • 緊急支援も長期開発支援も。バランスよく活動している団体を応援したい!
  • 東京の生活困窮者に、コロナ禍だからこそさらに踏み込んだサポートを続けている人たちを支援したい!

おすすめの理由1:世界各国の様々な年齢や性別の人たちを対象に医療支援活動をしている

世界の医療団は16か国に事務所を持ち、73ヶ国という広い範囲で373のプログラムを実施しています(2019年度)。

支援の対象となる人は幅広く、子どもだけ、難民だけ、というように限定的ではありません。

唯一の共通点は「医療とつながっていない」こと。

2019年度に世界の医療団 日本が支援のお願いをした医療支援プロジェクトの対象国はアジアやアフリカの10か国。内戦の影響を受けた人たち、迫害にあった難民、自然災害の被災者、望まない妊娠の危険にさらされている少女たち、皮膚の形成外科手術が必要な人たち、性暴力被害者など、幅広い人たちに医療支援を届けています。

地域や年齢層・性別を限定せず、なるべく多くの支援が必要な人々の力になりたい、という方におすすめです。

おすすめの理由2:緊急支援も持続可能な長期支援もどちらの段階の活動もしている

©MdM

どんな支援も、その地域の人たちの手で持続的に活動がおこなわれることを目指す、長期支援が重要なのは当然のことです。でも、紛争や災害など、迅速な対応が必要なケースももちろんあります。

世界の医療団は、多くの医療系支援団体が取り組む「緊急支援」にも対応しながら、「持続可能性」をめざす長期支援も行っています。

緊急支援の一例は2015年に大地震が発生したネパールでの活動。地震発生直後、緊急支援チームを現地へ派遣し、医療支援と感染症拡大防止の活動を展開しました。急性期を終えた後は、中長期の支援に移り、医療施設の復旧、清潔な水を確保するための井戸の修復、そしてこころのケアの活動を続けました。

長期支援としては、ラオスでの小児医療支援活動の他に、ロヒンギャ難民キャンプ(バングラデシュ)での健康知識普及活動、開発途上国での形成外科治療など、保健システムが現地に根付くことを目的として活動を行っています。

おすすめの理由3:東京の生活困窮者に、コロナ禍での心身サポートを続けている

©MdM Japan

「ハウジングファースト東京プロジェクト」は、ホームレス状態にある方が社会福祉と医療につながりながら地域社会でともに暮らす社会を目指し、2010年より続けている活動です。

ハウジングファーストとは、「住まいは人権」という考えのもと、まず無条件で安心安全な住まいを確保し、必要な支援につないでいくアプローチのこと。月2回の炊き出しや無料医療生活相談の場を通じ、ホームレス状態にある方や困りごとを抱える人たちとつながり、その後本人の選択を尊重した福祉や支援につなげていきます。

新型コロナウイルスの感染拡大後も活動を中断することなく、パートナー団体と協働し、感染予防対策をとりながら週一回の夜回り、炊き出し医療生活相談会を実施しています。活動では、情報が届かない方々に、マスクや手指消毒液、相談窓口などを記載したチラシを封入した感染予防キットを7,214個配布しました(2020年12月末現在)。

新型コロナウイルス感染症が流行している時だからこそ、一番支援や情報が必要な彼らに寄り沿った活動を続けています。このような時に、より踏み込んだ支援ができる組織力が素晴らしいです。

まとめ:世界の広いエリアで活動し、多くの人を支援している団体を応援したい人におすすめ!

世界の医療団についてここまで紹介してきた内容をあらためてまとめておきます。

  • 世界の医療団は医療へのアクセスが一人一人の権利として確立している世界を目指し、世界各地で保健医療支援活動を行っている団体。
  • 活動内容は、難民の医療支援、災害地の医療支援などの緊急支援、小児医療強化、生活困窮者支援などの長期支援を行っている。16か国に事務局を構え、73ヶ国という多くの国や地域で活動している。
  • 多くの国や地域での活動だけでなく、支援する層も幅広い。コロナ禍でも、コロナ禍だからこそ支援が必要な人たちに新型コロナウイルス感染症の情報提供や医療支援を行っている。

ぜひ、世界の医療団へ寄付を検討している人は以下のリンクから団体の公式サイトを見てみてくださいね。

>>団体公式サイトへ

世界の医療団の団体データ

団体名特定非営利活動法人 メドゥサン・デュ・モンド ジャポン(世界の医療団)
所在地東京都港区東麻布2-6-10麻布善波ビル2F
代表者名オスタン・ガエル
スタッフ数常勤職員15名、ボランティア60名(2021年4月時点)
活動内容人道医療支援